「やっぱり初めだけやったんやね。」
って、自分自身に対してでも、
他から思わされる時もあるのは
そこで期待してた何かにガッカリしたから
出ちゃう言葉なんやろうね。
ごきげんよう。
Mです。
中国(上海)に来たての頃、
『おもてなし』サービスについて
スタッフに教育していた立場だったのですが
周りの環境が人を育てるとは
よく言ったもので
浸透するまでになかなかの時間を要しました。
そんな中、
上海にある飲食店で
一番おもてなし精神が優れてるお店として
連れて行かれたのが
『海底捞』という火鍋屋さんでした。
今では日本にも進出していて、
中国に来てなくても
名前は知ってるよ。
という方がおられるかもしれませんね。
給与額と接客態度は比例する。
そう中国人の友人から
聞かされていた私にとって
そこのお店のスタッフから接された時は
まさに驚嘆ものでした。
具体的にどんな接客なのか
ここに全てを書くは
多すぎてあまりにも大変なので
今回行ってみて
実際に自分が受けたサービス等を
皆さんにご紹介できたらと思います。
それでは『海底捞』さん。
あの頃の感動(笑)を
今も感じられるのか…！
店舗があるビルに入り
エスカレーターを昇っていくと
もう既に頂上のところで
スタッフが待ち構えていました。
(その姿を撮りたかった‥)
この日は晩御飯の時間帯でしたが
(記憶の中では珍しく)ガラガラ。
私の座る席は4人席。
他にはこんな感じに
団体で来ても対応できる様、
広めの席もあります。
この日は
火鍋ならではの激辛スープと
優しい鳥スープを選びました。
ちなみに右側の透明はお湯で、
こちらは無料です。
私は辛いのがどうも苦手なので
あまり火鍋は食べないのですが
この白濁な鳥スープは結構好きでして。
他の火鍋屋さんにもし行くことがあったら
似たようなものを必ず頼みます。
スープを選んだところで
次は自分がつけて食べる
調味ダレを選びに行きましょう！
えーっと‥。
あ、近い近い。
このエリアに置いてある
果物やちょっとした冷菜系は
全て無料サービス。
火鍋の決め手となる大事なタレは
薬味や調味料が10種類以上ある中から
好きな味に調合することになります。
そうですね、例えるなら
火鍋の心臓部分‥かな！(キラン)
自分が調合したタレが美味しくない、
もしくは物足りないとなると
その日の火鍋が残念なことになっちゃいます。
私はいつの間にか
自分の中で決まった味があり、
酢、醤油、パクチー、ねぎ、ニンニク。
これを酢6:4醤油の割合で作っています。
そう。
イメージは、ポン酢風です！(笑)
よく中国人の友人から、
「えー？何この味～ ゲロゲロ～！」
と言われたものです。
人の食べ物にゲロゲロ言わんといて！(笑)
壁におススメの調合タレ作り方が
貼ってありましたので、
不安な方は初めはそれを参考にしてみてもいいかも。
席に戻るとエプロンが渡されました。
「あったかいお茶はいりませんか？」
「無料のジュースありますがどうですか？」
「私が作りましょうか？」
「薬味は足りますか？」
「火が通るまでの間に果物持ってきました。どうぞ。」
…料理が運ばれてくると同時に
色んな角度からの質問が
沢山飛び掛かってきます！
「大丈夫です！全部自分でやりますから！」
この一言を放っても
しばらく経つと別のスタッフがやってきて
また他にもっとサービスを受けてもらおうと
グイグイ声を掛けてきます。(笑)
料理を卓上に置く際も適当ではありません。
二人組で運んできて
一人が綺麗に並べて置いてくれます。
菜箸の位置、おたまの位置、コップの位置…
全体を見て、
納得したところで食事が始まります。
さて。
あまり得意ではないビールでも飲みますか。
横を見ると、
前に来た頃にはなかった棚があり、
そこには各材料の湯で時間が書いてありました。
隣の席では手打ち麺を頼んだ様子。
キッチンスタッフがホールに出向き
ぐるぐると麺を伸ばして伸ばして
お客さんへ提供します。
この麺、実はコシがあって美味しくて好き。
一本で全部繋がったまま、
スープの中へ投入されますので
取るときはお箸で切って食べます。
見た時には既にお腹いっぱいだったので
残念ながら私は注文しなかったのですが。(泣)
お腹が落ち着いてきた時
卓上に目をやると
…うん？これはなんや？
も‥もしかして！？
この上に携帯を置いたら
ちゃんと充電できてました！
すっごーー！
これもまた無料サービス。
どこまで行き届いてるんや‥。
食べ終えてしばらくすると
お菓子を持ってきてくれました。
私が好きなお菓子なので嬉しい。(笑)
店を出ると何故か風車をくれました。
懐かしー！
久々に見ると風車って可愛らしい。
『海底捞』さんでは
お客さんの待ち時間を退屈させないよう、
待機エリアでジュースやお菓子や果物を出したり、
ボードゲームや折り紙が置いてあって、
3羽の折り鶴につき1角？の割引がもらえたり。
さらにはネイルまで無料でしてもらえるんです。
何年経っても変わらず
ここまで徹底されたサービス。
本当に凄いですよね。
それもスタッフ皆が一丸となって
とても丁寧な接客をしてくれるものですから
皆さんも行く機会がありましたら
私が初めて行った時の感動と驚きに
納得してもらえることでしょう。
それでは、また！
【日々進化し続ける海底捞。】より.
M.
?これからも色んなお店をご紹介していきますので、
気になるお店がありましたら、是非コメントください。
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